コンサルタントのPTA改革(30):元PTA会長、平塚でもPTAを語る

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5月の県西教育事務所主催の研修会に引き続き、6月はそのお隣の中教育事務所主催の研修会に呼ばれ、講演とグループディスカッションに参加してきました。
 
中教育事務所がカバーしている、約80校・120名の方々にお集まりいただき、講演を聞いていただいたあとに、小学校・中学校別で数校のグループに分かれ、グループディスカッションをするというプログラムでした。私は講演だけでなく、グループディスカッションにも参加して、個別の質問に回答をしたり相談に乗ったりしました。
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講演については、今回は事務局の方から、「推薦委員会」と「任意加入問題」について補足説明追加のオーダーをいただいておりましたので、新規にチャートを起こして説明をしました。特に任意加入問題については、残念ながら自分が会長職の期間中に完全な解決ができなかったのですが、自分なりに課題と解決策を整理して説明しました。この件はまた別の投稿で、「チャートで分かるシリーズ」として詳細な説明をしたいと思います。
 
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グループディスカッションでは、いつも質問が出ますが「(各委員会の正委員長を追加で選ぶことになり)推薦委員会のほうが大変ではないのか?」というものがありました。これは考え方ですが、「会員全員が我慢比べ・くじ引きで苦労するか」「推薦委員会の数名が苦労するか」の違いで、私は後者を選んだということです。
 
保護者の中に外国籍の方、片親の方が増えてきていて、PTAをやってくれる人が減ってきていて、苦労しているという会長さんもおられました。保護者の数が減って活動に苦労している、という学校は、青森の研修会でも、県西の研修会でもよく聞かれた問題です。きっと日本全国でそのような学校が増えてきていると思います。これに関しては、もはや活動のボリュームを減らす方向で割り切るしか無いと思います。また、それでも地域や学校など周りから期待があるのであれば、同じ活動を地域や学校にお願いして協働すべきです。もし地域や学校ができない、というのであれば、思い切ってやめるしかないでしょう。結局地域や学校が、PTAに依存している(甘えている)ということですから。
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終了後、会場の近くに『平塚八幡宮』がありましたので、ちょっと足を延ばしました。立派な鳥居でした(電車の時間があって中まで入る余裕がなく・・・表だけの写真です)。
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