コンサルタントのPTA改革(20):翌年度委員選出、今年はなんとXX分で終了!?

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当校PTAは、翌年度の委員決めを4月から1月に変えました。今年はこの方式で3回めになります。
 
2013年度:
初めて実施。スムーズに決まっていったが、新4年・新5年で決まらない枠が数枠残った。
その後、先生方から連絡をしてもらい、数日後になんとか決定。
 
2014年度:
前年の反省を踏まえ、いくつかの対策を実施。
1)委員会の作業を見直し、総募集人数を3名減らした。
2)募集する人数を、高学年ほど少なく低学年ほど多くする傾斜配分をした。
結果として2名ほど決まらなかったのですが、その後先生方から保護者へ連絡をしてもらい、その日のうちに決定。
 
ということで少しずつ決定のスピードが上がっていきました。
 
2015年度はさてどうなるでしょうか。
ちょうどその日は、読売新聞の記者が委員決めの様子を見たいということで学校に取材に来られていました。
取材に来てもらっているのに、委員決めがグズグズ延びてしまったらどうしよう・・・と、ちょっと心配しつつも、記者さんを案内しながら新2年生の学年懇談会での委員決めから順に見ていくことにしました。
 
新2年生の学年懇談会は体育館で行われ、まずそこから開始5分前にお連れしたのですが、すでに新委員を書き込むホワイトボードには何名ものお名前が書かれており、あと数名決めるだけ、という状況になっていました。
これでも驚きですが、その後PTA役員が仕事の説明などを繰り返し立候補を促すと、手を上げてくださる保護者が何名か出てきて、すべての枠が埋まりました。
 
この時点で、開始予定の数分前。
つまり、開始時間よりも前に予定数が決まってしまいました。
これには記者さんもかなり驚いておられました。
 
続いて、新3年生、新4年生、新5年生、とそれぞれの学年懇談会の教室に記者さんを案内したのですが、着いて状況確認すると担当役員から「もう決まった」「もう決まった」と言われ、さくさくと委員が決まっていることが分かりました。記者さんに様子を見せてあげたかったのですが、その間もありません。
 
最後に新6年生の部屋へ。
やはり、もともと懇談会への参加者も少なく、すでに何回か委員をやっておられる保護者の方が多く、あと2枠がもう粘っても決まらないので・・・、と担当役員がいったん保留していました。
そこでしばらくどうするか、という話を役員間でしていたのですが、最終的に副会長さんが過去の委員実績データを見ながら知り合いの保護者に電話をかけていき・・・1人決まり、また1人決まり、これで全ての枠が決まりました!
 
懇談会での委員決め開始から全員決まるまで、その時間、

45分!

 
おそらく下小PTA史上、最短での全員決定だと思います。
 
副会長さんの人脈の広さと人格の素晴らしさに、感服しました。
記者さんもさすがに驚きを隠せませんでした。
 
今年は先生にお電話をお願いすることがなくなって、新聞のインタビューにも教務主任が答えていましたが、「電話をかける心理的負担がなくなって助かっている」と喜ばれました。
いろいろ改善はまだあると思うので、来年度はまたまたスピードアップできればいいなと思います。
 
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