毎年11月を過ぎるころから、うちのベランダは北向きなので日当たりが悪くなり、植物の成長がとたんに悪くなります。
いちおう芽キャベツはまだ生きていますが、水槽を置いてある場所がよくないのか、いまいち成長がよくありません。
寒くもなるし、水も冷たいし、屋外でのガーデニング作業がつらくなってきます。
どんどん、水耕栽培から遠ざかってしまう季節です。
(なお、これまでの水耕栽培のいろんな試行錯誤と成果は、こちらをご覧ください。)
こんな季節にこんな日当たりの悪いところで、なんかできることないのかな・・・と考えていました。
そんなとき、Facebookで地元の友人達の間で、菌床を使って「しいたけ」を栽培し成功したという話で盛り上がっていました。
ん・・・? しいたけ・・・?
これアリかも!!
しいたけは、菌床でもいいですが、ホダ木という木の枝にしいたけの菌を植え込んだものを使って一定の条件を満たす屋外に置いておくと、勝手に生えてきます。うん、土使ってない。湿り気のあるところに置いとけばいい。乾きすぎたら散水すればいい。ほぼ、水耕栽培だよね!?
ちょっと調べてみると、ホダ木を置いておく場所の条件は、
・直射日光が当たらない
・雨が当たる
・風通しが良い
ということらしいので、うちの冬のベランダは条件に合いそうです。
善は急げ、ってことでさっそくネットでホダ木をポチり。ホダ木は原木から作ると、菌が枝に回って収穫できるようになるまで1〜2年かかると聞いていたのですが、せっかちなのでそこまで待てません。今は原木に菌の種を植えて「完熟」させたホダ木が売ってるんですよね〜。なのでそれを2本購入。ホームセンターの人が木の枝2本をむき出しのまま玄関まで配達してくれました(笑)。
近づいてよく見ると、枝に穴が開けられ「何か」が多数埋め込まれています。これがしいたけの菌なんでしょうね。
ちゃんと説明書もついてますよ。年に2回、収穫のタイミングがあるようです。いまは2月頭ですが、ネットのページには『お届け後はなるべく早く発生操作をしてください。すぐに発生操作をすれば最短10日で収穫できます。』と書いてありましたし、せっかちなので早速発生操作しちゃいます。
発生操作の方法も丁寧に説明されてます。
ホダ木を冷水に浸す必要があるとのこと。夏の間ハイポニカに接続している給水タンクが空いてますので、こちらに水を張ってホダ木を浸します。浮いてきちゃうので上から重石を置きます。たまたま、ホダ木がちょうど水に浸かるジャストサイズでGood。この状態で12〜24時間放置。
そして翌朝、十分に水を吸ったホダ木が完成しました。
10日ほどでしいたけが生えてくるとのこと。これからマメに観察していきます。