コンサルタントのPTA改革(26):元PTA会長、地元で改革手法を伝授

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先月、青森市PTA連合会主催の研究大会で、PTA改革について講演してきたばかりですが、今月は、地元川崎市のPTA協議会で講演する機会をいただきました。
 
自分の区、隣の区、県内の市、と微妙に周りを固めてきましたが、ようやく地元のPTA協議会でお話する機会ができました。なんとなく、恩返しっぽい感じです。
 

場所は、川崎駅から徒歩15分ほどのところにある、川崎市教育文化会館。
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今回は、川崎市内の7つの区から各3名の会長さん・役員さんが集まってくださいました。
「こうすれば来年度スムーズ! 〜ワークショップで考えよう 役員・委員決め〜」というテーマで、3時間の持ち時間の中で、前半はプレゼンテーション、後半はグループディスカッションとファシリテーション、という構成で進めました。
 
前半のプレゼンテーションは、いつものPTA会長時代の考え方や改革の進め方をお話したのに加え、12月初旬というこのタイミングで来年度の役員・委員決めを改善するためのアプローチにはどういうものがあるか?ということについてアイデアを追加してみました。
後半は、参加者を6つのグループに分け、プレゼンテーションを聞いた上で、各校PTAで来年度に向けてどのようなことを考えないといけないか、何ができそうか、ということを各自考えてもらった上で、グループディスカッションをし、最後に各グループの代表者が全体に発表してもらう、という形式でディスカッションを進めました。私はディスカッションのファシリテーターをつとめました。
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参加された各校PTAでは、当然のことながらやり方の違いがあって、役員・委員決めに苦労されているところ、すでにスムーズなやり方を導入されているところ、などばらばらではありますが、今回お話した中のキーワードである、「役員2年任期」「前年度実施」「学年別懇談会」「傾斜配分」などでまだ取り入れてないものは、できるだけ来年度に向け取り入れていきたいというご意見を多く頂きました。
 
最後に市P副会長の方がご挨拶されましたが、なんとこの方、2年くらい前に初めて私がPTA改革の話を外部でやった時に、10名くらいしか参加者がいませんでしたが、その中の一人として参加してくれた方でした。話を聞いてその翌年度にPTA会長になられ、私の話を参考にさまざまなPTA改革をなさって改善することができた、ということでした。
実際に話を聞いて、実行し、結果を出してくれたということを聞き、私のつたない話もお役に立てているんだな、と実感でき、嬉しく感じました。
 
最後に、この場を与えてくださった川崎市PTA協議会事務局および研修部会の皆様、ありがとうございました。
 
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