いままで自宅のマンションに移り住んで10年、ベランダガーデニングをやりたいと、いろいろな植物・果物を買ってきては植えていましたが、なにせグータラな性格なので、日々の水やりなどマメにできず、たいていの植物が長続きせず枯れてしまい、しばらくガーデニングをやめていました。
しかし最近、大学で農学教授をやっている高校時代の友人から、水耕栽培について教えてもらったので、興味を持ち、始めてみることにしました。
水耕栽培は、うまく設備を準備すれば、ほとんど水やりの手間がかからない、ということで、グータラな僕にはピッタリです。
さっそくネットでいろいろ調べてみたところ、『ごきげん野菜』というサイトがいろいろ懇切丁寧に説明をしており、分かりやすく、購入後のサポートもしてくれるということで、こちらで機材を購入することにしました。(水耕栽培そのものの説明は、以下では出てこないので、こちらのサイトをごらんください)
そしてやってきたのが、コレ、『ホームハイポニカ303』という水耕栽培キットです。でかい!横80cm、縦66cm、高さ31cmのハコ+補水槽セットです。
さっそく日当たりの良いルーフバルコニーの一角に設置してみます。床に直接だと、機材も液肥も熱くなってしまうので、もう使わなくなった自作のプランター(涙)を、土台にします。ここに液肥の水がたっぷり入ります。
次にその上に、栽培槽の底となるフタを置きます。この上で、植物の根が広がります。
そして下の液肥槽から上の栽培槽へ水を組み上げる循環ポンプと、水量を見るウキをセットします。
次に、栽培鉢をセットするフタ(説明書では「マルチ」と呼ばれてます。いろいろセットできる、ということでしょうか)を乗せます。なんとなく形になってきましたよ。
ではいよいよ、水を入れていきます。水遊びの好きな娘にやらせます。
その間にこちらは、同時に購入した補水槽=青いハコのセットにかかります。この青いハコと液肥槽本体とつないでおき、水を入れておくと、一定水量に保つように青いハコから液肥槽に水が補給される、というしくみです。
さらに青いハコの上の口は、水道や別売り保水タンクとつなげることができ、これまた自動的に水を補給することができます。
つまりこれで、毎日の水やりから解放されちゃう、というわけです。
この補水槽と液肥槽をつなげるためには、液肥槽の排水口のフタをとり、そこに補水槽から伸びたホースを接続しないといけない。ところが、もう水を入れはじめてるので、排水口のフタを取ると水が出てくる上に、ホースが排水口になかなかうまく入らない。しかもネジ止めもしないといけない。
しょうがないので途中まで入れた水をいったん流して、まず接続することにしました。
そういえば、先に補水槽を接続せよ、とさっきのサイトのどこかに書いてあったような・・・気がします。
気を取り直して、改めて水を入れ直します。補水槽からも入れてみたりしました。
一定量入れたところで、循環ポンプの試運転。はい、順調に動きます。
補水槽に手間取ったけど、思っていたより簡単に設置できました。
ではいよいよ種と苗をセットします。
今回は初めてなので、お店のアドバイスとおまけでついてきたミニトマト「ネネ」と、家族のリクエストでスイカ(小玉スイカの「紅こだま」)を植えてみることにしました。
ミニトマトの種は、付属の培地スポンジに軽くセットします。
次にスイカ。これは近所の園芸店で買ってきた土付きの苗を、土を洗い流した後に、培地スポンジに挟み込んでセットし、同じように栽培鉢にセット、です。この辺のやり方も、冒頭のサイトに説明がありましたので参考にしました。
改めて全景です。
水耕栽培は、通常の土耕栽培に比べて、1.5~2倍のスピードで育ち、3~4倍の収穫量があるそうです。土耕栽培で数々失敗してきたので、水耕栽培には期待しています。どこまで大きくなるか、どのくらい収穫できるか、今後もブログでアップしていきます。
2014/06/01追記
子どもたちの要望により、ミニトマトからトマトに変更し、スイカと席替えしました。
3 comments for “ハイポニカで水耕栽培をはじめました”