コンサルタントのPTA改革(40):区P会長も卒業します(これで完卒!)

そういえば、先日行われた区P総会が無事終わり、晴れて3年間の中原区PTA協議会会長職からお役御免となりました。

下の子が公立中学を卒業し、私立高校に進学したので、公立高校でPTAをやるってこともなくなりましたので、完卒(かんそつ、完全卒業)です!
懇親会では、同時期に離任するメンバーに対して来年度も残られる方から手作りのくす玉とかプレゼントとかいただいて、本当にありがたかったです。

これをもって、単位PTA会長3年・区P副会長1年・会長2年の計6年のPTA活動から卒業することになりました。何年もPTAを続けてやる保護者は多いと思いますが、この6年は本業のビジネスと並行して、ひたすらPTAの組織や運営の改革改善・関係者啓蒙にエネルギーを注ぎ続けた6年で、そういう意味で普通の人とは違う貴重な経験をさせてもらったと思います。

単位PTA会長として実現したこと:

  • 任意加入団体の明文化
  • 保護者アンケートの実施
  • 常任委員会の削減(4→3)
  • 役員・委員の活動内容の情報発信
  • 前年度の学年別での委員決め(立候補)等による、年度初めの我慢比べ・くじ引き廃止
  • PTA活動のボランティア募集へのシフト
  • 資源回収事業の改善による会計健全化 等

(ほとんどの経緯は、このブログに綴られています。)

区P会長として実現したこと:

  • 単位PTA会長による会長情報交換会の月例開催
  • 月次運営委員会での単P役員による情報交換会開催
  • 各交換会を通じた、PTA活性化(法律遵守&効率運営)の啓蒙
  • 上記会合での情報交換内容を整理した冊子の作成・配付
  • 区内単P役員向け任意加入フォーラムの開催
  • 市P(上位P)からの行事動員の廃止
  • 区P会計の明朗化(複数会計の一本化)
  • 単Pが収める区P会費の削減(市Pへの分担金は、戦ったが削減できず・・・)
  • 広報紙を通じたPTA任意加入の啓蒙 等

(お役御免になりましたので、少し整理して今後投稿していきます。)

そんなこんなをブログで書いたりしてたら、いろんな地域の人からお声をかけてもらえるようになり、北は青森から南は大阪まで、全国各地の講演会で呼ばれるようにまでなっていました。

当然、ここまでいろいろ前例踏襲を否定して変え続けたので、いたるところで文句を言われ陰口を叩かれていたようです。しかし、別にわがままでやっていたのではなく、新しい時代に沿った形で・時代に合わない古い慣習をやめて・遵法精神に則って・「PTA」というものの本質に近づけるというポリシーを貫いてきただけであり、実際いま世の中は古い体質のPTAについて問題意識が高まってきています。

この6年のPTA活動をやって成果を残してこれたのは、これまで私と一緒に活動をしてくださった単位PTA時代の役員さん達・区P時代の役員さん達、同じ立場で苦しみと喜びを分かち合い、本当に多くの時間を共有させていただいた中原区の各PTAの歴代会長さん達のおかげとしか言いようがありません。単にPTA活動云々というよりも、私の人生の中のパラレル・キャリアを充実したものにしてくださったのです。改めて、感謝申し上げたいと思います。
本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

追伸:

完卒したと言いつつも、実はまだちょっと市Pのタスクが残ってたり、まだ地方でのPTA講演予定はあるしお声がかかればやっていきますし、PTAのお問い合わせ(下記)をいただければ回答しますし、完全に足が抜けるということは当面なさそうです(笑)。

PTA運営や活動、PTA講演に関するお問い合わせはこちらからお気軽にどうぞ。

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