水耕栽培、15週目。最後の悪あがきをしてみました

IMG_3163.JPG9月も中旬になり、ビニルハウスでもないウチのトマトは、おそらくあと2ヶ月くらいで枯れると思います。
しかしトマトはまだまだグイグイ成長し花も咲くものの、いまいち実がなりません。
そこで、ホームハイポニカを購入したごきげん野菜さんに、このまま育てていっても大丈夫かメールで質問してみました。
もちろん前回の13週目のブログもお送りしました。こういうときに丁寧に対応していただけるのは良いですね。


 
ごきげん野菜さんのアドバイスとしては、まとめると、

  • 暑すぎると花が弱り、花粉が少なくなったり、不稔になったりで着果率が悪くなる。大玉トマトの方がその傾向が強く、真夏には着果不良を起こす
  • こちらにいろいろな着果方法を記載しているが、猛暑が原因で着果していないのであれば、振動受粉や手でつまんで受粉しても着果しないかもしれない。一番確実なのはトマトトーンというホルモン剤をできれば早朝の涼しい時間帯に霧吹きで花に吹きかける方法がある
  • 今の状態ならまだ脇芽を伸ばしていてもよい。重なって光が当たらないような葉は早めに取ってもらうといいが、絶対葉を取らないといけない訳ではない

ということでしたので、とりあえずこれまでどおりこのまま放任しつつ、人工授粉をすることとしました。
実は先週にこのメールをもらい、空いた時間に指で人工授粉をやっていたのですが、目に見えた効果が得られずにいました。
そこで、以前からいろんな人に教えてもらっていて、ごきげん野菜さんにも使用をオススメされていた、『トマトトーン』というホルモン剤を使用することにしました。
残り少ない日数でなんとか収穫量を上げるための、最後の悪あがきです(ホントは、夏前に躊躇せず使えばよかったんですけどね)。
 
住友化学園芸 トマトトーンスプレー 420ml
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今週の全景です。日差しの関係でいつもの正面からだと逆光になるので、斜め45度から撮影。順調にワサワサです。いやはや、3ヶ月でトマトがこんなに大きくなるとは。
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トマトトーンは、対象となる花房にのみ1回噴霧すればいいそうです。逆に言うと他の部分にはかからないように注意しないといけないとのこと。なので、写真のようにビニル手袋をし、対象の花房だけにかかるようにして、プシュ!と1回かけました。
左手のビニル手袋でのカバーと、右手のトマトトーン噴霧で両手がふさがっているので、それらが一緒に写っている写真が撮れません。
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花房には、しっかり咲いている花と、これから開こうとしている花とが混在しており、なかなか分けてかけることが難しいので、ひとまず全体的に軽くかけていきました。
トマトトーンをかけた花房とそうでないのが区別できるように、とりあえずポストイットで目印を付けています。
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そうやって目につく花房に次々とトマトトーンをかけていきました。最終的に15くらいのポストイットが付きました。意外と多くの花房があることに気が付きました。
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しかも、よくよく見ていくと、自力なのか指での人工授粉が効いたのか、自分で実をつけ始めている花房がいくつかありました。コレは嬉しい。こういった花房にはトマトトーンはかけず、このまま成長を見守ります。
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果たして今後、枯れるまでに収穫を迎えられるでしょうか。トマトと、トマトトーンのチカラに期待します。
 
さて、その他の植物をご紹介。
まずスイカの後に設置したペピーノは、日当たりのせいかもしれないけど、それほど伸びてません。でもついに新しい花をつけはじめました。右側の白と紫の花です。
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自作水槽の、ペパーミントとバジルも絶好調。特にペパーミントは、週に2、3回モヒートを作るときに必ず葉っぱを取って入れています。ミントの葉が入ると、モヒートの味が一段と濃くなりおいしくなります。バジルは先日パスタを作った時に刻んで散らしてみました。これも香りが立って良いですね。
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