今年の夏は、東京で観測史上最長の雨天続きだったこともあり、家庭菜園の育成は苦労されているのではないでしょうか。
かくいう私の水耕栽培農園も、正直なところ、メタメタです・・・。
トマトは、夏前に一斉に花・実をつけてきれいな実の収獲ができたので期待していたのですが、その後夏を過ぎて元気がなくなっていきました。
トマトの葉をよく見ると、小さく縮こまっているようになってしまっています。
いろいろ調べてみると、これはどうやらトマト黄化葉巻病という病気で、シルバーリーフコナジラミという虫がウィルスを媒介してかかってしまうようです。うーん。友人の農学者に聞いてみると、もう処分するしかないとのこと。かつ、栽培水槽を殺菌するも必要、と。
こうなってしまうと、もう育てていても復活の見込みはありません。
また、先にスイカやトウモロコシを育てていた水槽も、まったく成長の見込みなし。
ということで、思い切って、2つの水槽を徹底殺菌洗浄し、秋野菜に向けてリセットすることにしました。
今までは水槽をリセットするときは水洗いだけでしたが、今回はキッチンハイターを使って水槽をまんべんなく除菌。天日干しして完全リセットしました。
その後、近所の園芸店にて新苗を調達。秋野菜ということで定番のブロッコリーと、毎年失敗している芽キャベツを2苗ずつ購入し、ハイポニカ303号と二号水槽にそれぞれ1苗ずつセットしました。水槽自体がダメになってもどちらかが残るようにリスクヘッジです。
特に芽キャベツは、昨シーズンは水槽が日当たりの良いところになかったので実の成長がよくなかった、という反省がありました。今年は二号水槽が昨年よりも日当たりの良い場所にあるので、期待です。
三号の三段水槽がまだ残っていますが、近々リセットして何か始めようかと思います。