コンサルタントのPTA改革(37):区P会長、山梨でPTA活性化を語る

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11月〜12月は、2週間おきに海老名・山梨・東大阪でPTA講演の予定が入りました。そして第二弾の今回は、2年前の青森の講演から久しぶりに神奈川県外の、山梨県です。
実施したのは11月末3連休の中日。家族が仕事や勉強で忙しく、お父さんは相手にされず暇なので(笑)、3連休のうち2日を山梨で一人で過ごすことにしました。
 
今回は、第6回となる「山梨県PTA大会」に呼ばれました。ここで、基調講演とパネル・ディスカッションのコメンテーターを務めました。基調講演はいつものPTA活性化=任意加入徹底+運営効率化の話ですが、パネル・ディスカッションは山梨県で優良PTA表彰を受賞された2校のPTAの会長さんと、山梨県でコミュニティ・スクールを展開されている方の発表を伺い、そこに対してコメントをする、という役回りでした。
 
会場は本当に素晴らしいところでした。さすがに3連休の中日ということで出足は鈍かったようですが、それでも約300人くらいの方が参加してくださいました。
講演時間は75分くらいでしたでしょうか、資料のページが多かったこともあり、ちょっと駆け足な感じでお話しました。
 
最近、世の中ではPTAに関するニュースや記事がいろんなメディアから次々出てくること、先進的な教育委員会が正しいPTAの運営についてガイドを出していること、私自身も地元のPTA協議会でいろいろ活動していること、など新しいネタが次々あり、かついずれも大事な内容ですので、どんどん盛り込んでいくと、資料のページが増えていきます。もう最低90分くらい必要な状況になっています。
 
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プレゼンのあとで、2つほどご質問をいただきました。特に印象的だったのは、女性の会長さんからのご質問。「話を聞いていろいろやるべきことがあるが、卒業まで残り4ヶ月しかない。何をすればよいか?」
そのときも回答しましたが、少なくとも来年度に向けた役員・委員決めのやり方を変えることは12月から始動してもできます。我慢比べ・くじ引きをなくすことはまだ間に合います。
講演が終わった後もその質問について考えていたのですが、実際は、まだまだやれることはたくさんあるのではないかと思います。
 

  • PTA活動について保護者アンケートを取り、来年度の業務見直しに向けた方向性を決める
  • 来年度の運営について、現役員や来年役員をやることが決まっている人と、検討を始める
  • 役員任期を2年にして、継続的な改善ができるような組織体制に変える
  • 来年度募集する委員会の数を見直す
  • 来年度委員の決定を前年度までに学年単位でやってしまう

 
いずれにしても、「前例踏襲のPTA」から「よりよい方向に変えていくPTA」になることは今からでもできるはずなので、一気に全てを変えることはできないですが、少しずつ取り組み始めていただければと思います。そして、活性化のバトンを翌年度、その翌年度・・・と継続的に渡していけるようなPTAへの第一歩を踏み出していただければと思います。
 
自分自身もいまの区P協会長は来年5月末までの任期なので、タイムリミットがありますので、その中でできることは何でもやるつもりで、動いています。
 
講演終了後、一泊して、翌日に甲府から車で30分ほどの昇仙峡を観光しました。ちょうど紅葉の季節でしたし、天気もよかったので、美しい景色を見てリフレッシュすることができました。素晴らしいところでした。
 
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アンケート結果は、事務局さんから入手しだい追記します。
ご参加いただいた山梨県の皆様、ありがとうございました。
 
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