プロボノAD:メンバーを集める


 
約1ヶ月前に今回のプロボノプロジェクトのクライアントであるNPO様とお会いした。そこからプロジェクトスコープ設定書を記述し先方責任者とのメールでのやりとりを行ない最終化していく作業とともに並行して進むのが、メンバー集めだ。


サービスグラントさんではプロボノに参加したい希望者のスキルや経験、基本的な情報をデータベースに登録している。ADはそれを見ながら、今回のプロジェクトに適切と思われる人財をリストアップし、お誘いメールを打つ。
 
メンバーはただプロジェクトに合いそうな人を選ぶだけではなく、多くの要素を同時並行的に考慮しながら選んでいかなければならない。およそ6名のチームが、男女比で同等になっているか、プロジェクトで集まろうとするときの地理的な問題はないか、土日が集まりやすいのか平日夜のほうがいいのか、プロボノ経験者だけになっていないか・もしくは初心者だけになっていないか、年齢的な構成は偏っていないか、などなど・・・。
 
そしてこちらで希望したメンバーの全員が参加を了承してくれるわけでもない。特に今回は年末年始を挟むことから、仕事の都合でどうしても参加が困難、という方もおられた。こればっかりはどうしようもない。
 
そんなこんなで多少の紆余曲折ありながらも、最終的にいろんな分野からの視点が入りそうな、個性あるメンバーでのチーミングができた。
メンバーの役割はプロジェクトマネージャー、マーケッター、情報アーキテクト、コピーライター、ウェブデザイナー、の5つの役割に分かれるが、そこに、会社で専門の仕事についている人、個人事業主でやっている人、公務員の人、などさまざまなバックグラウンドを持つメンバーがアサインされることになった。
 
これからおよそ6ヶ月に渡るプロジェクトが、いよいよ始動し始める。ADという立場では直接的な作業に加わることはないが、プロジェクトメンバーと併走して、新鮮な発見と最後の感動をともに味わいたい。
 

 
   

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