先日の卒業式で、娘とともに、ようやく私も11年続いた小学校の現役を卒業することになりました。最後の会長挨拶が無事終わり、最後の大役も終了しました。
「やるなら3年やりきってPTAを変える!」と宣言して、あっというまの3年間でした。
思い起こせば、1年目の時、4月の最初の役員顔合わせのときに、他校のPTA改革の取り組みが掲載された新聞の切り抜きコピーを教頭や教務主任、PTA役員の皆さんに配付し、「うちでもこういうことをやりたい」と言ったとき、皆さんにドン引きされたのが昨日のことのようです。
そこから怒涛のPTA改革活動が始まりました。
校長先生との一対一の相談、初めてのPTA保護者アンケート実施、役員の皆さんとの改革施策会議、初めての保護者説明会、初めての前年度実施の委員決め、ボランティアの新制度や新メールシステム導入、地域を巻き込んだ綱引き大会実施・・・
いつの間にか、私一人で旗を振り始めた改革は、役員と一体となった改革になり、約2,000人の保護者や地域の方々を巻き込んでいきました。
よもや、新聞記事を撒いてドン引きされたその3年後に、自分が新聞記事になっているとは夢にも思いませんでした。
長女の小学校入学と同時に発足したおやじの会に入会し、さまざまな体験を好きなようにやらせてもらい、かけがえのない地縁・友人を得ることができ、小学校がこんなにも「父親にとっても有意義で大事な場所」になるのだということを身をもって知りました。
この11年の最後の3年間、ひょんなことからPTA会長になりましたが、おやじの会ではできない新たな知見・体験をまた積み上げることができました。
おやじの会とPTAの活動に費やした11年間は、間違いなく自分の人生を何重にも豊かにした、と断言できます。
世の中のお父さん方!
人生において子どもがおり、地域の小学校に通え、地域という新しい世界に入っていけるのは、当たり前のようでいて奇跡であり、人生の中で唯一のチャンスです。
ぜひ、このチャンスを逃さず、飛び込んでください。きっと思いもよらない素晴らしい体験ができるはずです!
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